看護師を目ざそうと思ったきっかけは、母が看護師で小さい頃からその姿を見ていました。
高校生の頃に東日本大震災が発生し、被災地で医療職の方が活躍している姿を見て、明確に「看護師になりたい」と考え、看護学校に進学しました。
卒業後は神奈川の総合病院で勤務をしていましたが、埼玉へ転居しこちらでお仕事を探していた時、見学に来た当院の雰囲気がとても良くて、患者さんに向き合う看護ができると感じました。
入職して感じるのは、人間関係の良さと、チームとして相談したり、協力し合える環境があることです。
前の職場ではより急性度が高かったため、常にピリピリしていて相談しにくい雰囲気がありましたが、当院ではベテランの先輩も気さくに声をかけてくださり、何かあったら皆が教えてくれる、いつでも相談できる雰囲気があります。急性期にありがちな気を荒立てたりするような先生もおらず、とても人間関係に恵まれています。

お仕事の面では、現在、外科のチームに入り、消化器外科、整形外科などの手術後の患者さんを看ています。新しく学ぶことも多く、自分で学びながら日々の仕事に取り組んでいます。高齢の患者さんが多いため、外科の疾患や外傷であっても、様々な基礎疾患を持った方が多く、病態を理解し、総合的に患者さんを看ていくことが必要です。
急性期の患者さんは、入院当初の苦しい状態、辛い状態から回復されていく過程にあります。
現在、整形の患者さんを担当することが多いですが、足が動かせない、お風呂に入れない患者さんに、清拭や洗髪などを行い「ありがとう」と感謝の言葉を頂くとき、とてもやりがいを感じます。
手術後で痛みを持ちながらも、動かした方がいい、リハビリをした方がいい等、患者さん一人ひとりのペースに合わせて思いを支える看護をしたいと考えています。

働き方の面では、希望休も取りやすく、残業もほぼありません。お休みも多いですが、有休をくっつけて旅行に行ったり、ライブに行ったりもできます。前の病院では毎日21時くらいまで残業していたが当院では定時が17：45で、ほぼ18時には終わります。時々手術が伸びて18：30くらいになることはありますが、基本は残業も無く、とても働きやすい環境です。

＜プロフィール＞
京都府出身。看護学校卒業後、神奈川県の総合病院で勤務の後、埼玉への転居を機に当院を紹介され、職員の様子、明るい雰囲気が決め手となり当院へ入職。現在、急性期病棟に勤務。